日豪哨戒艦計画 メーカーの撤退でボロボロ状態
日本が設計した新型FFMを選定し、注目を集めている日豪の防衛協力とは、裏では豪海軍の哨戒艦計画が極めて迷走をしてしまっている。アルミ船体の亀裂、工期の遅れ、メーカーの撤退など、問題点が多くて、日本に学ぶべき教訓は何なのでしょうか。
オーストラリア国防省が次期汎用フリゲートに、もがみ型護衛艦の能力向上型(新型FFM)を選定したことで、一躍注目を集めるようになったのは記憶に新しいところでしょう。日豪が設計した新型FFMは、世界屈指の排他的経済水域を守るために必要な海上戦力を構築するために選出されました。
オーストラリアは世界第2位の排他的経済水域を有しており、本土と周辺離島だけでも820万平方キロメートルと非常に広大です。そのエリア内に豊富な天然資源を抱えるオーストラリアにとって、領土・領海を守り、海洋権益を確保し続けるためには一定以上の海上戦力が必要です。
オーストラリア海軍は軍事的な活動だけでなく、漁業保護や入国管理、税関、麻薬取締り活動など、日本では海上保安庁が担っているような役割も受け持っています。国境警備では、追跡、阻止、停船、立ち入り検査を含む法執行活動にも従事しており、場合によっては乗組員や乗船客の逮捕や貨物の押収なども平時においても行っています。
近年は海上からの不法移民と密輸、人身売買の阻止を目的とした軍・警察・国境警備隊による合同作戦「オペレーション・ソブリン・ボーダーズ(主権国境作戦、OSB)」に加わるとともに、違法操業の取り締まりや、パプアニューギニア、フィジー、ソロモン諸島といった太平洋島嶼国へのプレゼンス維持なども実施しています。
オーストラリア海軍は2026年1月現在、大型のアラフラ級哨戒艦と小型のエボルブ・ケープ級哨戒艇を主な哨戒戦力として運用しています。ただし、過去の使われていたアーミデール級哨戒艇は、国境警備と漁業哨戒というオーストラリア海軍特有の任務に合わせたアルミ合金製の艦艇として導入が決まりました。
工期の遅れや調達削減の影響は大きくなかったと言えるかということです。
日本が設計した新型FFMを選定し、注目を集めている日豪の防衛協力とは、裏では豪海軍の哨戒艦計画が極めて迷走をしてしまっている。アルミ船体の亀裂、工期の遅れ、メーカーの撤退など、問題点が多くて、日本に学ぶべき教訓は何なのでしょうか。
オーストラリア国防省が次期汎用フリゲートに、もがみ型護衛艦の能力向上型(新型FFM)を選定したことで、一躍注目を集めるようになったのは記憶に新しいところでしょう。日豪が設計した新型FFMは、世界屈指の排他的経済水域を守るために必要な海上戦力を構築するために選出されました。
オーストラリアは世界第2位の排他的経済水域を有しており、本土と周辺離島だけでも820万平方キロメートルと非常に広大です。そのエリア内に豊富な天然資源を抱えるオーストラリアにとって、領土・領海を守り、海洋権益を確保し続けるためには一定以上の海上戦力が必要です。
オーストラリア海軍は軍事的な活動だけでなく、漁業保護や入国管理、税関、麻薬取締り活動など、日本では海上保安庁が担っているような役割も受け持っています。国境警備では、追跡、阻止、停船、立ち入り検査を含む法執行活動にも従事しており、場合によっては乗組員や乗船客の逮捕や貨物の押収なども平時においても行っています。
近年は海上からの不法移民と密輸、人身売買の阻止を目的とした軍・警察・国境警備隊による合同作戦「オペレーション・ソブリン・ボーダーズ(主権国境作戦、OSB)」に加わるとともに、違法操業の取り締まりや、パプアニューギニア、フィジー、ソロモン諸島といった太平洋島嶼国へのプレゼンス維持なども実施しています。
オーストラリア海軍は2026年1月現在、大型のアラフラ級哨戒艦と小型のエボルブ・ケープ級哨戒艇を主な哨戒戦力として運用しています。ただし、過去の使われていたアーミデール級哨戒艇は、国境警備と漁業哨戒というオーストラリア海軍特有の任務に合わせたアルミ合金製の艦艇として導入が決まりました。
工期の遅れや調達削減の影響は大きくなかったと言えるかということです。