4日の東京外国為替市場の円相場が対ドルで154円台前半に上昇。財務相の片山さつきの発言を受けて、円が買われました。片山財務相は閣議後会見で、「足元の為替相場には、一方的で急激な動きが見られます」と説明しました。その中には高い緊張感を感じてみることにも変わりはないと述べていました。
この発言は前回10月31日の会見とは全く異なりませんでした。高市早苗首相の発言で一時、ドルが一段高くなった場面もあります。円はその場で154円48銭まで売られました。
今後、市場情勢については警戒感が高めています。アオサラ銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストによると、日本銀行の利上げ期待が再び盛り上がったり、政府機関閉鎖によって米国経済の悪化傾向が強まったりする可能性がある上、円買い・ドル売り介入や口先介入への警戒感もあります。ドルは155円に近づくと上値が重くなるとみています。
今週末にグローバル・クレジット・フォーラム東京を開催します。これでは財務省の三村淳財務官や金融庁の伊藤豊長官をはじめ、経営者や金融業界のリーダーらをお迎えします。世界のクレジット市場の課題や今後の展望について議論します。
この発言は前回10月31日の会見とは全く異なりませんでした。高市早苗首相の発言で一時、ドルが一段高くなった場面もあります。円はその場で154円48銭まで売られました。
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