ドイツ債のイールドカーブが上昇しているのは確かに気合いがあるけど、実は安定感が続くユーロ圏のインフレ率がわずかに鈍化したことや欧州中央銀行による金利据え置き判断が裏付けされたことが理由らしいね。ドイツ債のイールドカーブをスティープ化することは、EU が経済政策に一層厳格な目標設定を強化しようとしていることを示唆している気がするから。
でも今度はフランスの政局不安が不安定性をもたらすのはまさにすごい。投資家がリスクプレミアムを織り込み続けるのは、インフレ率の安定化にも影響があるかもしれないけど、政治情勢が経済への影響をどのように受けてきたのかはよく考える必要があると思って思ったことになるね。