都区部のコアCPI、10月は+2.8%に加速 食品が前月比「非常に強い」
都区部では、10月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は前年比2.8%上昇した。伸び率は前月の2.5%から拡大し、水道料が無償化されたことによって水道料が前月の前年比34.6%下落から一転、横ばいとなり、指数を押し上げた。
生鮮食品を除く食料は前月比1.1%上昇したが、前月比では非常に強いと言われている。コメ類は40.0%上昇したが、前月の12%上昇を下回った。栗原剛次席エコノミストは「非常に強く、想定以上の伸びだ」と指摘している。
食品の伸び率は前月の2.5%上昇から拡大し、インフレの減速が遅くなるリスクがあると考えられている。総合指数は前年比2.8%上昇し、伸びは前月の2.5%上昇から拡大した。
宿泊料も加速する傾向があり、8.5%上昇した。強いインバウンド需要が引き続き押し上げ要因となっている。
半面では、生鮮食品を除く食料は前月比6.7%上昇となり、前月の6.9%上昇を下回った。伸び率の鈍化は2カ月連続で、昨年来、伸び拡大をけん引してきた品目の伸び率が縮小している。
コア対象522品目のうち、上昇は355、下落は104、変わらずは61、非調査対象が1。上昇品目は前月の365を下回った。
この記事は、都区部での物価の変動とインフレの減速について調べました。
都区部では、10月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は前年比2.8%上昇した。伸び率は前月の2.5%から拡大し、水道料が無償化されたことによって水道料が前月の前年比34.6%下落から一転、横ばいとなり、指数を押し上げた。
生鮮食品を除く食料は前月比1.1%上昇したが、前月比では非常に強いと言われている。コメ類は40.0%上昇したが、前月の12%上昇を下回った。栗原剛次席エコノミストは「非常に強く、想定以上の伸びだ」と指摘している。
食品の伸び率は前月の2.5%上昇から拡大し、インフレの減速が遅くなるリスクがあると考えられている。総合指数は前年比2.8%上昇し、伸びは前月の2.5%上昇から拡大した。
宿泊料も加速する傾向があり、8.5%上昇した。強いインバウンド需要が引き続き押し上げ要因となっている。
半面では、生鮮食品を除く食料は前月比6.7%上昇となり、前月の6.9%上昇を下回った。伸び率の鈍化は2カ月連続で、昨年来、伸び拡大をけん引してきた品目の伸び率が縮小している。
コア対象522品目のうち、上昇は355、下落は104、変わらずは61、非調査対象が1。上昇品目は前月の365を下回った。
この記事は、都区部での物価の変動とインフレの減速について調べました。