生後6カ月で売れ残っていた「ちまきちゃん」。この小さなチワワが、最初は TV の音にも怯えてしまい、散歩もごはんもダメだった。飼い主は、フード量を見直し、トッピングや銘柄を変え続けていった。早朝の静かな時間に外へ連れ出し、少しずつ慣らしていった。
転機は近所の緑道だった。ほかの犬と並んで歩くうちに一歩、また一歩と前に出られるようになった。「ちまきちゃんが頑張る姿に、私のほうが励まされています」と笑う飼い主は、その後も日々を繰り返し、「人大好きパリピチワワ」に成長していく。
在宅ワークで孤独だった日々が変わった。飼い主は「ただいま」と帰宅すると、荷物を置くまで控えめに見つめ、座ると尻尾を振って寄ってくる。「悲しい日は涙を舐めてくれる」。
今年の7月に、「わんグルメ旅|ちまき」がインスタグラムで人気を博し始めた。飼い主と「チワワ会」の仲間から、コメント欄にも「素敵な出会い」「命の重みを考えた」などの言葉が寄せられた。
これからも人に会わせたいという心もあるので、7月にオーダーし始めた七五三の着物はまだ待機中。まもなく10月22日で3歳になるちまきちゃんは「家族になれて本当によかった」と話す。多くの人に“命と暮らす幸せ”を静かに伝えている。
転機は近所の緑道だった。ほかの犬と並んで歩くうちに一歩、また一歩と前に出られるようになった。「ちまきちゃんが頑張る姿に、私のほうが励まされています」と笑う飼い主は、その後も日々を繰り返し、「人大好きパリピチワワ」に成長していく。
在宅ワークで孤独だった日々が変わった。飼い主は「ただいま」と帰宅すると、荷物を置くまで控えめに見つめ、座ると尻尾を振って寄ってくる。「悲しい日は涙を舐めてくれる」。
今年の7月に、「わんグルメ旅|ちまき」がインスタグラムで人気を博し始めた。飼い主と「チワワ会」の仲間から、コメント欄にも「素敵な出会い」「命の重みを考えた」などの言葉が寄せられた。
これからも人に会わせたいという心もあるので、7月にオーダーし始めた七五三の着物はまだ待機中。まもなく10月22日で3歳になるちまきちゃんは「家族になれて本当によかった」と話す。多くの人に“命と暮らす幸せ”を静かに伝えている。